もっと早く形状の確認を行いたいというニーズにお応えするために、ラピッドプロトタイピングにおける試作品の製作も対応させていただいております。
また、木型を起こす前段階での形状の確認や、打ち合わせの段階での意識のずれを解消するために製作をさせて頂くこともあります。
利点
- 試作品の製作期間の短縮
- 定量化が難しい項目の評価が可能(見た目の質感、人間が触った時の感覚など)
- 打ち合わせ時のイメージアップ
- 不具合の早期発見の可能性上昇
各種立体造形機の比較
製法 | 長所 | 短所 | |
3Dプリンタ | ABS樹脂を溶解し積層 | 組み付け確認後加工 | 表面に積層跡が残る。 平滑面ではない、粗い 透明品は不可 |
空間上に積層を行う場合、サポート材にて保持 | 塗装、メッキ穴あけ等可能 | ||
制度XY方向で±0.1mmZ方向で0.3mm程度 | 経時変化による後変形無し | ||
サポート材は2種(BST,SST)あり、手動で剥がすものと溶媒で溶かすものがある。 | はめ合せ確認が出来るほど寸法制度がある | ||
光造形 | 溶液(光硬化性樹脂)を浸した装置内にレーザーをあて0.1mmづつ造形していく。 | 高精度 | 出来上がり製品がもろい 後変形がある。 |
(積層ピッチ0.1mm以下) | |||
主となる材質はアクリル・エポキシ系となっているが、近年ではABSに近い特性を持った樹脂も用いられる。 | 透明品が可能 | ||
粉末燒結造形 | ナイロン等の粉末にレーザーを当て、材料を溶解させ固めながら0.1mm程度のピッチで造形していく | 高強度 | 曲げ加工不可 造形後放冷時間が必要 後処理が必要 水に弱い |
ABS樹脂積層
光造型
光造型マスタからシリコン型
光造型マスタから真空注型で製品化
粉末燒結造形